what i talk about when i talk about depths













1月某日
九重連山三俣山西峰と立中山へ
一年ぶりに履いたケイランドの冬靴のたいそう重いこと
三俣山西峰では両足を踏ん張りながら強風に耐える
低く飛ぶ雲が早送りにどんどん流れてゆき、その合間に顔を出す青空と太陽には崇高さがあった
立中山からは大船山登山道までのミヤマキリシマトンネルを腰を半分に折りながら抜けた
トレースはひとつ
談話室や避難小屋で食べたものは、前日、パンやさんの映画を観ながら適当に焼いたシュトレンもどきのケーキとホットコーヒーだった


1月某日
ノロウィルスに感染
ラグマットにサーマレストそしてMHWのファントム0にくるまり、ノートPC傍ら怠惰の正月明け
古いSFアニメーションを睡眠導入剤代わりにして一日の大半を寝て過ごす
りんごジュースにハマる


1月某日
パティスリーアオキのことを考えていて、それからオランジュが無性に食べたくなって、ぽんかんとみかんの皮で手作りすることで気持ちを昇華させた
ぽんかんは苦みが少しある、大人のピール
2月はトキオーにbvもyagyaも来日する
聴きたい音楽が山ほどあるのに時間が作れず、FBのプライベートウォールに積み重ねられてゆく日々
この世で一番繊細な琴線を、私が消えてしまうまで手放してはならないと思う
音楽友達がふと送ってくれる一曲の素晴らしさについて言葉が出ない
heliosに愛していると伝えてくれないだろうか


1月某日
冬の星空のような、Hammockのきらめきたちがスピーカーからこぼれ落ちてゆく
冷涼な夜に咲く、ちいさな灯り
プライベートで無理をしない
もちろん我慢とはべつの話


1月某日
Layer Forest2のときは気にとめなかったけれどもyosi horikawaに打ち抜かれている






bubbles free DL



----It spoke to and from your own heart.   bvdub

      (音楽は心を通じた会話なんだよ)