斜陽 あのころ












斜陽が音源を発表したとのことで早速注文した
このアーティストを知ったきっかけは一昨年前ぐらいに配信されていた北九州soapのustでのライブ
黒い服に身を包んだ細身の男性がひとりきりでギターとサンプラーを使い、
圧倒的な煌めきのなかにある内省的な暗さを奏でていた
myspaceで発表していた音源もとても良かったので、ライブを見に行ってしまうほど気になるアーティストになった



この動画は福岡で行われた音響系のイベントで私が撮影したもの
私はこの日、厚かましくも彼にマスタリング前の音源を特別にいただいた
というのもその当時は正式に発表しているCDが無かったのだ
なので今回のリリースはいちファンとして念願モノである

ジャンルで言うとシューゲイザー・アンビエントの類いに入ると思うけれども、
よくあるラップトップアーティストじゃないというのも好印象だった
彼はよくフィールドレコーディングをするらしく、このアルバムにもその要素がたくさん入っている
やっぱりそういうアナログな手法を選ぶアーティストの音楽は、ふくらみとか体温とかノスタルジックさとかそういう人間らしい部分を音の端々に感じられる気がする
ひとことで言えば音が立体的なんだ







link:斜陽の音源が完成致しました。