GW小川山 #6 burning whiskeyな最終夜



DAY5-6

小川山5日目は東京のYさんたちと合流。BOSS THE MCの説法を聴きながら完徹で小川山入りしたという。


Yさんのクフ。黒!

元気が出そうなお土産を頂く。

クライミングの準備をし、マッターホルン登頂歴があるというTPさんKさんのお勧めの卒業試験10bをトライしに妹岩へ。私の脚は今にも膝から崩れ落ちそうな状態(実際崩れた)だったので、アプローチでは1度完全に死ぬ。

卒業試験の前に、下の妹岩でクラック遊び。4人ともクラックは初とのことだったが、龍の子太郎もカサブランカもスイスイ登っていく。 約1名に至ってはニーバーを決めて命ポーズを取る余裕があるスキル。すごいなあ。
皆の登りでよいイメージを貰い、前回は引き上げてもらっただけになった龍の子太郎に私もトライしてみたら、TRながら登りきることに成功。人生で初めて岩と岩の間に手足を突っ込んでジャムれた瞬間である。とても短い距離だけれども、なんとなくジャムの感覚がほんの少しわかったような。泥試合しているような気分で苦手には変わりないけれども。


龍の子太郎 夫がTRをかけてきてくれた

龍の子太郎 レイバック部分 Yさん

自分の立ち合い@その日限りの相撲部
と、右はカサブランカ




龍の子太郎で満足できたので、私は今日も大盛況のカサブランカには触らず。2手に分かれて私と夫とYさんで卒業試験のエリアへ移動。道中のレギュラー・イレギュラーではたくさんのクライマーが集ってトライしていた。

卒業試験も人気ルートらしく、ちょうどトライしている方々がいたので次に登らせてもらう。地元の方なのか、上部を直登すれば5.11aくらいとかなんとかおっしゃっていた。
 私は4ピン目くらいからのマスターで行って半MOS。右に行ったり左に行ったりとムーブもホールドも大変面白く、とても良いフェイスのルートだなと思った。自分的三ツ星!5.10bよりカライ気がしたような。それにしてもこのルートもスーパーフリクションで踏める。地元に戻ってから登れないのではないかと心配になるほどに。
夫とTPさんは直登していたけれども5.10cくらいかなとの話。


入学してないけど卒業試験を受けてみる

左が卒業試験 右がセンター試験

センター試験(勝手にカンテ限定にして登ってみた)や、もっと上の岩質がボロボロの上部エリアでojos asi eyes like yors 5.11bをTRでお触り。終了点が立木のスリングで無茶苦茶怖い。面白そうなルートがたくさんありそうだけれども、ここのエリアはあまり登られていないご様子。

*
小川山最終日の夜はYさんたちのおかげで豪華で賑やかな一晩だった。初めて会ったとは思えないほどTPさんKさんブッシュマンとは仲良くさせてもらい、セッティングしてくださったYさんに感謝。
そんな宵の締めはブッシュマンの虎の子ウイスキーを皆で代わる代わる焚火で燃やすという。

翌日夫はハード二日酔いで、最終日だというのにクライミングせずに帰ることに。フェニックスの大岩に行こうと約束してたのに!Yさんからあまり怒らんであげりと諭される私。

ガマルートに行くYさんパーティーと再会を誓い、テントを撤収し、0時を跨いだけれどもそのまま帰福した。京都から福岡までノンストップで贖罪運転してくれた夫よありがとう。

翌々日は運転の疲れは運転で癒す@柔道着。往復8時間かけて本匠へ行き、満身創痍の体に鞭打ってショートフリー。石灰岩もとい、本匠は私たちにとってとても落ち着く場所。


粋なブッシュクラフト

TPさんが仕入れてくださった熊の肉 BBQにした
濃厚な味のお肉でした

男手が増えたので燃やしきれないほどの薪が集まった
焚き火を囲んでゲスな話サイファー

夫のお詫びの黒ゴマソースカツ丼@駒ヶ根なごみ
ここまでの運転私だけどね…